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更新日:2024年3月1日

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ひとめぐり「めぐろ子育てマップ作り隊代表 山本礼子さん」(令和4年7月15日号)

ひとめぐりは、目黒区で活躍するかたにスポットを当てて紹介する、めぐろ区報の連載記事です。
また、紙面で掲載しきれなかったインタビューを動画でもお楽しみいただける、ひとめぐりmovieも掲載します(動画のない記事もあります)。

令和4年7月15日号 vol.12
めぐろ子育てマップ作り隊代表 山本礼子さん

山本さん顔写真

プロフィール

子連れでも安心してお出掛けができる区内の情報をまとめた地図を通して子育てを支援する、めぐろ子育てマップ作り隊の代表。自身の子育てをきっかけに、区内で子育て支援活動を始め、現在は子育て情報ページ「めぐろすくナビ」の編集員も務める。子どもが小学生の時、学校の先生から読み聞かせをしてほしいと依頼を受けたのがきっかけで、保護者中心の図書の会を立ち上げ、読み聞かせ活動を始める。以来、16年にわたり学校や保育園、児童館でおはなし会を開催。その中で、人形劇にも活動を広げ、自身は主に演じる役を担当。

 

マップを通して、子育てを応援したい

ママたちの悩みを解決したいから生まれた「めぐろ子連れでおでかけマップ」

小さな子どもを連れて出掛ける際、さまざまな不安が付きまとう。めぐろ子育てマップは、子育て中のメンバーが区内を回り、おむつ替えや授乳ができる場所、子どもが喜ぶスポットなど、子育て目線で情報を集めて作った地図だ。
始まりは、平成21年に開催された講座「自由が丘の子育てマップを作ろう!」。この講座をきっかけに、めぐろ子育てマップ作り隊が誕生。そして、活動開始時からマップ作り隊に携わっているのが代表の山本さん。「初めての子育てはカリフォルニアにいました。授乳場所に困ることもなく、地域の人が子どもを一緒に可愛がってくれ、とても楽しい子育てができました。その後、帰国して2人目を出産したのですが、ママ同士とつながる環境が少なく、出掛けるのも心細くて。同じ気持ちのママたちがいるのではと思ったことがきっかけで、子育て支援に興味を持ちました」。

マップをもらいに行くことが、出掛けるきっかけになったらいい

紙のマップを配布することにも、意味がある。「近くの児童館にマップをもらいに行くことで、お出掛けするきっかけが生まれ、孤独になりがちなパパ・ママを応援する形につながればと思っています。でも、最初はいろいろな施設にマップを置いてもらうことに、とても苦労しました」。マップ作り隊を知ってもら
うために、方々を回り説明したという。「今では壁に貼って、次はどこへ行こうかと考えるのが楽しみとか、マップに掲載している誰でもトイレが、高齢者や障害があるかたにも喜ばれていると聞き、とてもうれしく思っています」。

子育てマップ

 

モットーは、やれる時に、やれることを、楽しく!

マップ隊では、メンバーの声から生まれた区内の幼稚園ガイドを作成するほか、コロナ禍でもお母さん同士のつながりを持てるように、まち歩きイベントも実施。「これまで100人近くのメンバーが携わり、やれる時に、やれることを、楽しく!をモットーに活動をしてきました。今年はマップ改訂活動も再開したいと思っています。これからも、子育て環境が少しずつでも良いものに変わり、気持ちよく過ごせるかたが増えるよ
う、仲間と一緒に活動していきます」と思いを語ってくれた。

お問い合わせ

広報課 (区報担当)

ファクス:03-5722-8674