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更新日:2024年3月1日

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ひとめぐり「駒場一丁目駐在所の警察官 髙津渉・葉子さん」(令和5年1月15日号)

ひとめぐりは、目黒区で活躍するかたにスポットを当てて紹介する、めぐろ区報の連載記事です。
また、紙面で掲載しきれなかったインタビューを動画でもお楽しみいただける、ひとめぐりmovieも掲載します(動画のない記事もあります)。

令和5年1月15日号 vol.18
駒場一丁目駐在所の警察官 髙津渉・葉子さん

髙津さん顔写真

プロフィール

駒場一丁目駐在所に勤務する警察官夫婦。警察官夫婦で切り盛りする駐在所は珍しく、都内に4カ所のみ。2人は警察学校のクラスメート。卒業後、別々の署での勤務・結婚を経て、平成21年から駒場一丁目駐在所勤務へ。勤務以外にも、地域の祭りやイベントに参加するなど、愛犬せんべえと一緒に、今日も駒場のまちを守っている。

守りたい私たちのまちだから

住民との交流を続けたい

「駐在所は交番と違って、同じ警察官が管轄地域に住みながら勤務しています。住民のかたと一緒に暮らしながら、私たちの地域を守るというところが特徴的で、地域と警察との橋渡し役となれればと思っています」と渉さん。交番勤務時代に経験した住民との交流を、もっと長く続けたいという思いから、駐在所勤務を希望。鑑識の仕事に憧れ警察官になった妻の葉子さんと相談し、駒場一丁目駐在所の勤務に立候補した。

 

地域に暮らし、地域を守ってきた14年間

駐在所の仕事は、パトロール、交通事故や落とし物へ
の対応など多岐にわたる。「夫婦で入れ替わる勤務のため、常に1人での対応に、最初は不安もありました」と葉子さん。また、住民の中に入ることも工夫をしていたそう。「警察官というと、取り締まりのイメージもあり、少し距離をとられるかたもいたように感じました。そこで活躍してくれたのが愛犬のせんべえ。犬の散歩をしながら地域を見回るわんわんパトロールに参加させてもらったら効果てきめん。あいさつや会話が増え、少しずつ地域に溶け込めるようになりました。今では、迷子犬がせんべえに似てるけど、逃げ出してないよねと連絡をもらったこともあります」。取材中には、前を通る園児から、「高津くんのパパだ!」「あ、ママもいる」と声を掛けられる姿も。地域に暮らしながら、地域を守っているこ
とが伝わってきた。

愛犬せんべえ

 

頑張れば頑張るほど私たちのまちが安全に

「駐在所勤務になる前、盗難にあった物を持ち主にお返しする機会がありました。喜んでもらえるだろうと思っていたら、持ち主はとても悲しそうな顔だったんです。被害に遭い傷付いた気持ちは、品物が戻っても消えないことを、その時痛感しました。だから、防犯がとても大切だと思っています」と葉子さん。渉さんはバイク、葉子さんは自転車で、管内のパトロールをし、多い時には40〜50件のお宅にパトロールメモを投函するなど、様子を確認したり、気を付けてほしいことを声を掛けたりして回っている。
「なかなか家族がそろう時間がとれず大変なこともありますが、私たちがパトロールをすればするほど、私たちのまちが安全になる。やりがいはひとしおです」と笑顔で語る渉さん。葉子さんも「育休明けで久しぶりに登下校の見守りをしていると、毎朝あいさつしてくれていたかたから「久しぶりだね。おはようございます」と声を掛けてもらった時には、感動で泣きそうになりました」と葉子さん。これからも夫婦で駒場に暮らしながら、駒場の安全を守り続けていく。

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