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更新日:2024年3月1日

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ひとめぐり「元バレーボール日本代表 櫻井由香さん」(令和4年8月15日号)

ひとめぐりは、目黒区で活躍するかたにスポットを当てて紹介する、めぐろ区報の連載記事です。
また、紙面で掲載しきれなかったインタビューを動画でもお楽しみいただける、ひとめぐりmovieも掲載します(動画のない記事もあります)。

令和4年8月15日号 vol.13
元バレーボール日本代表 櫻井由香さん

櫻井さん顔写真

プロフィール

日本電装(現デンソーエアリービーズ)のバレーボール選手として、主にリベロ(守備専門の選手)として活躍。日本代表として、北京オリンピック、ワールドカップを経験。現在は、一般社団法人日本バレーボールリーグ機構(以下、Vリーグ機構)でバレーボールの普及活動を担う。ママさんバレーにも積極的に参加し、バレーボールを通して多くの人をつなげている。

自分が楽しむことでみんなを楽しく

3人から始まったバレーボール普及活動

「現役時代からバレーボールの良さ、楽しさを伝えていきたいと思っていました。その半面、現役時代は観客の皆さんが見に来てよかったと思われるプレーをしなくてはという責任感から、バレーボールを心から楽しめないこともありました。でも、引退して少し時間がたつと、やっぱりバレーボールが大好きな気持ちに気付いて、普及活動に本気で取り組みたいと思ったんです」と櫻井さん。
「最初は私と後輩の3人で活動を始め、今ではVリーグ機構として、140人くらいの元Vリーグ選手とともに全
国で活動しています。目黒区では、今年も6校の小学校にご協力をいただいて、体育の授業に参加しています」。

最初は縮められなかった子どもとの距離

「最初の頃は、バレーボール教室を開くと、集まるのはみんなバレーボールのユニホームを着ている子。もちろん既に楽しさを知っている子たちに、もっと楽しさを知ってもらうこともいいんですが、一番やりたいのは、バレーボールの楽しさを知らない子に楽しさを伝えること。そこで、学校の授業でバレーボールができないか、模索しました。幸い、イベントで知り合った教育関係者にこの思いを話したところ、ぜひということになり、学校でも活動ができるようになりました」と櫻井さん。
「でも、実はちょっと子どもが苦手だったんです。それなのに子どもに楽しさを伝えたかったんです(笑)。最初は子どもとの距離を縮められず悩みました。でもあるとき、何げなく子どもと同じ口調でしゃべってみたら、一気に打ち解けることができて。同じ目線に立てたというか、それからはもう、ずっと楽しいんです」。

自分を応援してくれる人をつくってほしい

「選手時代からずっとモットーにしているのが、自分が楽しめば、そこにいるみんなが楽しくなれるということです。選手であれば、楽しくプレーすることで観客にも楽しんでもらえる。授業であれば私が楽しむことで、その気持ちは子どもに伝わり、みんなが楽しむことができる。そんな気持ちで活動を続けています。子どもたちには何でもいいから一生懸命に取り組んでほしいなと思います。もちろん、それがバレーボールであればうれしいです。一生懸命な姿を見て、きっと応援してくれる人ができるはず」と目を輝かせて話してくれた。

選手時代

 

 

 

 

 

 

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