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更新日:2008年4月1日

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食品衛生 苦情処理事例集 事例5 ふりかけの「梅」に白いカビ

ふりかけの中の梅漬けに白いものが付着している、カビではないか


梅ちりめん全体


乾燥梅表面拡大

ちりめんじゃこ、梅漬け、ワカメ、ゴマなどが混ざったふりかけです。その中の梅漬けの表面に、白いものが付着しています。


全体拡大


梅の表面拡大

よく見てみると、白いものがついているのは梅だけです。他社の同様商品の梅にも、同じような白いものがついていました。

おや?なんだろう

最初はカビが疑われましたが、検査をしてみたところ、白い部分から真菌(カビ)は検出されませんでした。また、「梅漬け」にしか発生していないことから、カビが生えたものとは考えられませんでした。

さらに、写真のとおり、他の商品の梅にも、同じような白いものがついていました。顕微鏡で見てみたところ、結晶が確認できました。このことから、「梅漬け」の成分に由来するものと判断しました。

文献等を調べてみたところ、梅のリンゴ酸やクエン酸とカルシウム分が結合して結晶化したものと判りました。

もちろん、食べても害はありません。

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