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元気なお店、活気ある事業所をご紹介します「株式会社アミュレット」
企業情報
所在地東京都目黒区碑文谷一丁目 代表取締役藤川 千鶴子 問い合わせinfo@lemondedalice.jp ホームページhttps://lemondedalice.jp/ 創業2015年 |
代表取締役 藤川 千鶴子 氏 |
本物の美味しい紅茶に気楽に触れ、もっと身近に感じてもらいたいという想いから
紅茶専門の「ル・モンド・アリス」を運営している株式会社アミュレット。サレジオ教会からほど近いオフィスを訪れると、同社代表の藤川千鶴子さんが早速、「ル・モンド・アリス」がこだわるフレーバーティーを淹れてくれました。
「本格的な紅茶を淹れるのは難しいと思われがちですが、意外と簡単です。ポットに茶葉を入れて4分ほど蒸らした後、スプーンでひと混ぜ。こうすることで、紅茶の味が均一になります。ル・モンド・アリスの紅茶は、ダスト(粉状の茶葉)を丁寧に取り除いていますので、ポットから茶葉を取り出さなくても渋くならず、最後まで美味しくいただけます。
2杯目の紅茶は、さらに味わい、香りとコクが深まります。最近は、手軽さや後片付けも楽という点で、ティーバッグにも力を入れています。本当に美味しい紅茶をよりたくさんの方々に、気軽に飲んでいただきたいですからね。」
ル・モンド・アリスのフレーバーティーは、紅茶の本場であるスリランカの名産地、銘茶園から品質にこだわった芳醇な茶葉をセレクトし、日本人の嗜好に合わせたル・モンド・アリスのオリジナルレシピから紅茶を作っています。黄金色の水に芳醇な香りが溶け込み、時間が経つほど旨味が増していく「不変のマリアージュ」を実現しました。
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「テ・ショコラという紅茶があるのですが、初めにポットから立ち上る香りに驚かれることが多いですね。紅茶の濃厚な味わいとチョコレートの甘い香りが心をも満たし、デザートティーとしても最適ですよ。」
現在は、主に紅茶の濃厚な味わいと心地よい芳醇な香りが広がる「テ・ソレイユ」、人気イラストレーター・絵子猫さんとコラボした「エコネコ」、スリランカの名産地、銘茶園からその年の最高品質の紅茶を厳選した「テ・アリス」の3シリーズを展開しています。一番人気は「テ・ソレイユ」の「クレ・デュ・ボヌール」。
「ル・モンド・アリスを象徴する紅茶であり、「幸せへの鍵」という意味を持ちます。クレ・デュ・ボヌールは、フルーツとバニラの香りが織りなす優雅で甘美な風味が特長で、ストレス解消やリラックス効果にも優れています。ル・モンド・アリスの紅茶は、冷めても美味しく、ゆっくりと味わっていただけます。また、紅茶には血糖値の上昇を抑えたり、脂肪燃焼効果を高めたりといった効果がありますので、食後にお勧めです。」
「クレ・デュ・ボヌール」 |
「テ・ソレイユ」 |
「ギフトセット」 |
「紅茶は農作物であり、その味は環境や気象条件に大きく左右されます。ル・モンド・アリスでは、常に美味しく、品質の良い紅茶を提供出来るように、厳しいテイスティングを繰り返し、真剣に紅茶に向き合っています。最高の紅茶に巡り会えなかった年は、仕入れを見合わせることもあります。それが、ル・モンド・アリスのセイロンティーへのこだわりです。」
デザインへのこだわりが生み出した新たなビジネス展開
紅茶への想いを熱く語ってくれた藤川さんですが、もともとはIT企業の出身。
「IT企業では役員まで務めましたが、私は営業だったのでIT技術は無く、エンジニアに頼るしかないことに気付き、私が一人でも出来る仕事はないかと考えていました。私は、子どもの頃から紅茶が大好きだったのですが、そんな時に現在のビジネスパートナーであるスリランカ人と知り合いました。その縁が紅茶の業界に進むきっかけとなりましたね。」
2008年から起業準備を始め、2015年に完全独立する形でアミュレットを創業。セイロンティー専門のオリジナルブランド「ル・モンド・アリス」を始動させます。
「ル・モンド・アリス」の由来は赤毛のアンや若草物語、不思議の国のアリスなど、藤川さんが昔よく読んだ本の中に出てくる紅茶のシーンから。
「「ル・モンド」はフランスの新聞で紙名は「世界」を意味していますが、アリスの可愛い世界観を紅茶の世界で創っていけたらなと。綺麗で可愛いという、自分の好きなモノを集めたような感じですかね。紅茶をカジュアルに楽しんでいただければと考えています。」
そんな藤川さんの想いを体現した「ル・モンド・アリス」の、カラフルで可愛くも美しい商品パッケージも大好評。
「女性アーティストとのコラボレーションによるパッケージデザインが大変好評で、最近では個人や企業からオリジナルのパッケージを作りたいというニーズも多くて、オリジナルデザイン紅茶缶の依頼が増えてきました。以前は、銀座三越で販売していましたが、コロナの影響もあり、現在はECサイトと業務用が中心となっています。オリジナルデザイン紅茶缶は、30缶からと小ロットでの対応ができるので、会社の周年記念、OEMや結婚式の引き出物など、幅広い用途で利用出来るとなかなか評判がいいのです。」
仕事の幅は着実に広がっているようです。来年は創業から一つの節目となる10周年を迎えますが、「まだまだこれからですね。」とは藤川さん。
昨年に続き、令和6年12月に東京ビッグサイトで行われる「2024 よい仕事おこし フェア」にも出展。信用金庫が主催する「よい仕事」と「よきパートナー」との出逢いを生み出す展示商談会で、日本全国のモノづくり、食品事業が集結します。
「もともとモノづくりが好きですし、紅茶のオリジナルレシピを考えつつも、オリジナルデザイン缶の仕事など、紅茶だけにとどまらないル・モンド・アリスの世界観を拡げていければと考えています。私自身、いつも愛着のあるモノに囲まれていたいですし、みなさんにも愛着を持っていただけるようなモノを今後も提案していきたいですね。」
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産業経済・消費生活課 中小企業振興係
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