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目黒のみち 清水稲荷通り
「目黒のみち」は、「月刊めぐろ」1972年3月号から1984年2月号の掲載記事を再構成し編集したものです。
目黒のみち 清水稲荷通り
清水稲荷通り
目黒通りの「目黒四中交差点」を品川方面へ折れると、すぐ左側に清水稲荷神社がある。稲荷ができたのは、明治30年ごろ。ここより少し西寄り(現・東急バス車庫近く)の、当時、清水がこんこんとわき出ていた地に、渋谷から移り住んできた人によって祭られたという。
関東大震災の後は、土地の発展を祈る地主らによって守られてきたが、住宅地にとって変わられ、現在地へ遷座された。
通りの名は、昭和26年、当時30軒余りだった商店街の人びとが付けたもの。奉納されている旗の数が区内の稲荷の中で最も多いといわれる清水稲荷は、商店街の人たちを中心に、管理奉祭されている。
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