更新日:2024年4月9日

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食中毒かも、と思ったら

食中毒が疑われる際の対応フロー図

食中毒を疑う症状が出たら

食中毒を疑う症状が出たら、まずは医療機関を受診しましょう。食中毒の原因菌(ウイルス)により治療方法が異なりますので、いつ何を食べたか、どのような症状が出ているのかを医師に伝えましょう。

注意点

  • 食中毒の原因となる細菌やウイルスの種類によっては重篤な症状を引き起こす可能性がありますので速やかに受診をしましょう。
  • 食中毒の場合、原因となる食品を食べて数日経ってから発症することがあります。直前の食事が原因とは限らないため、症状が出る数日前であっても、生魚や生に近い肉類を食べていた場合などには医師に伝えましょう。
代表的な食中毒の原因菌(ウイルス)と症状、発症までの目安
病因物質名 主な症状 原因となるものを食べてから発症するまでの目安 主な原因食品
アニサキス 激しい腹痛、吐き気、おう吐

胃アニサキス症は8時間以内、腸アニサキス症は数時間から十数時間以内

鮮魚介類(刺身、寿司)
カンピロバクター 下痢、腹痛、発熱(38度以下)、倦怠感、筋肉痛 2日から5日(平均2日から3日) 生や加熱不十分な鶏肉(鶏刺し、鶏たたき)
ノロウイルス 吐き気、おう吐、腹痛、下痢 平均1日から2日

あらゆる食品

生や加熱不十分な二枚貝

ウエルシュ菌 腹痛、下痢 6時間から18時間(平均10時間) 煮込み料理(カレー、シチュー、煮物)
黄色ブドウ球菌 吐き気、おう吐 約1時間から5時間(平均3時間) あらゆる食品
腸管出血性大腸菌 はげしい腹痛、血性下痢 1日から14日(多くは3日から5日) 生や加熱不十分な食肉(ユッケ、牛刺しなど)

上記の内容は例示であり、個人差(当日の体調や年齢)や原因菌(ウイルス)の量により当てはまらない場合もあります。

保健所に相談をしましょう

同じ食事をした複数名の方が同じような症状を呈している、または医療機関から食中毒の可能性があると言われた場合には、なるべく早く自分の住んでいる場所の保健所に連絡をしてください。
東京都内にお住まいの方は、次のリンク先から該当する保健所の電話を探すことができます。

東京都内の食中毒に関する問い合わせ先一覧

注意点

受診後時間が経過してしまうと、保健所で正確な調査が出来なくなる可能性があります。
連絡があった際には保健所の職員から次のことを確認させていただきますので、できる限り内容の把握をしておいてください。

保健所から確認させていただく内容

  1. 症状が出た時の状況(いつどのような症状があったか、受診した医療機関の名前など)
  2. 原因と考えられる施設の名前と場所
  3. 原因と考えられる施設で食べたメニュー
  4. 同行者の名前、連絡先、住所等
  5. 症状が出た日から7日前までの食事内容

なお、上記の内容を聞き取った後、原因を特定するために検便検査にご協力いただきます。

調査に関する様式類(ダウンロードした電子データに直接入力が出来る方向け)

発症状況確認票(ワード:53KB)

原因と考えられる施設の情報と当日食べたものリスト(エクセル:45KB)

同じ食事をした方の連絡先リスト(ワード:15KB)

症状が出る前に食べたもの調査票(エクセル:21KB)

調査に関する様式類(PDF版)

調査様式一式(PDF版)(PDF:791KB)

お問い合わせ

生活衛生課 食品衛生係

ファクス:03-5722-9508