更新日:2023年2月16日

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元気なお店、活気ある事業所を紹介します「ビット・パーク株式会社」

概要


代表取締役 野口修さん

所在地

目黒区緑が丘二丁目5番10号 ローゼンボルグ自由が丘2F

代表

代表取締役 野口 修

電話番号

電話:03-3725-7075

会社設立

1994年

ITを活用してPRツールからプロダクトデザインまで提案


社内の様子

東急線・自由が丘駅から徒歩10分のビット・パークは、商品のプロモーション・広報からキャラクターを使ったSPツール、動画制作、さらにはGPS端末を利用したイベント支援までを行うクリエイティブ系制作会社。クライアントの要望や想像以上の付加価値を提案する「クリエイティブ+something」をモットーに日々、業務を展開しています。ユニークなのは代表を務める野口修さんが世の中のアナログからデジタル化への移行が始動する過渡期の大手IT企業の出身であること。

前職でのキャリアをふまえて、1994年にビット・パークを設立。企業の宣伝ツールなどを提案するクリエイティブ事業をはじめ、ホームページの制作支援を起点にインターネットのシステム開発などを手がけ、やがて自社開発によるプロダクトを発売するなど時代の流れに沿って業務の幅を広げていきます。

「ホームページをつくるための裏の仕掛けもできる制作会社としてはわりと古いかもしれませんね。官公庁関連でも議会映像の動画をストリーミング配信するシステムの開発と運用を15年以上も担当させていただいていて、音声認識を利用して動画のキーワード検索もできることで好評を得ています。」と野口さんは振り返ります。

大容量無料ファイル転送サービスの先駆けのひとつとして知られる「おくりん坊」も同社が2004年から運営している人気サービス。これまでの利用者数は延べ100万人にも到達していますが、「インターネットが普及して、やがてブロードバンドの時代が来たら、大きなデータを安全に送る方法が必要になると思いましたからね」。まさに先見の明といったわけです。

クリエイティブ+Somethingな会社でありたい

5年ほど前から再び、自社独自製品の開発・販売を手がけるプロダクト開発事業に注力。野口さんが「悲願の自社開発製品」と語る「ここココ」は広域災害などの緊急時の迅速な救助活動に貢献することができるGPSを活用したかんたん位置情報ソリューションです。そのひとつである「ココBOX」は遠隔操作が可能な鍵収容箱で「災害発生時にオフィスや避難施設、防災倉庫などの鍵が開かないってアウトじゃないですか。災害発生時には危機管理担当は限られた時間の中で管内の避難施設を速やかに開設しなくてはならない。このとき離れた場所からでも遠隔操作で解錠できる収容箱をつくって、その中で鍵を入れて管理しておけば、どんなに離れていてもスムーズにリモートで避難所開設の支援ができると思ったんですよね。もちろんGPSやセンサーが入って画面上で確認しながら遠隔操作も可能です。」最新のIoTやネットワーク技術を駆使し、「ものつくりもできるクリエイティブな会社を目指してます。」(野口さん)という同社の真骨頂ともいえる製品、サービスです。

ここ
小型GPS端末「ここココ」

ネットワークシステムの構築、管理の実績をふまえて、地元・目黒の健康マラソン大会「目黒シティラン」にも協賛し、AEDの配置なども含めて大会の運営をシステム面でサポート。そのほか、大手アウトドアブランド主催のイベントでもシステム運営でその実力を十二分に発揮しています。

同社のオフィス内には「遊べ。考えろ。歌え。働け。」というスタッフのビジュアル入りのキャッチコピーが掲げられていますが、「とくに大事なのが遊ぶことと考えること。こんなものがあったらいいなというのは自分でつくってしまえばいいんです。鳴かぬなら鳴くのを作れ!ホトトギス。これが私の信念」。
こんなところに“元気な会社の原点がある!“と感じました。


ビジュアル入りキャッチコピー


受付のキャラクター「おくりん坊」

お問い合わせ

産業経済・消費生活課 中小企業振興係

ファクス:03-3711-1132

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