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元気なお店、活気ある事業所をご紹介します「東京 創作工房 手づくり屋」

更新日:2021年8月16日

事業所の情報

所在地

目黒区中町二丁目38番28号 鈴木ビル303

代表

代表 小駒宏

電話番号

電話:03-3715-1576

創業

1969年

経理畑からキャリアスタートした異色の帽子職人

東急線・祐天寺駅から徒歩6分の「東京 創作工房 手づくり屋」はオーダーメイドの帽子制作と帽子作家の養成教室を行っているアトリエ。帽子をつくるためのミシンの音が心地よく響く小さな工房から、これまでに数多くの帽子作家が巣立っていきました。工房を主催しているのは今年9月で御歳89歳を迎える大ベテラン帽子作家の小駒宏さん。愛弟子の育成に情熱を注ぐ一方で、自身も精力的に帽子制作を行うなどいまだ制作意欲旺盛です。
小駒さんが帽子作家としての活動をスタートさせたのは1969年のこと。もともとは経理畑の仕事をしていましたが、知人が東京・銀座に帽子店を出店するのを手伝うことになったのをきっかけに帽子作家の道を歩むことになります。
「当時はパリで売れ残った帽子を買いこみ、銀座のお店で修理、調整を行って帽子を売っていましたが、それがヒットしたんですよね。ただ、まだ帽子をつくるスタッフがそれほど技術を持っておらず、指導者もいなかったので、自分が動いて技術を教えるしかないという気持ちになったのです」
むろん、当時は小駒さん自身も帽子づくりの素人。にも関わらず、独学で徹底的に帽子制作を学び、帽子づくりの魅力にハマっていきます。帽子づくりで重要な帽体をかぶせて型入れする木型も自分で木を削ってイチからつくりました。銀座のお店の運営を安定させた後、より自分の好きな帽子づくりを行うために1969年に独立。創作工房手づくり屋をスタートさせます。ただ、そこで待ち受けていたのは周囲の大量生産化への波でした。
「オーダーメイドの手づくり帽子が徐々に売れはじめ、やっと儲けが出るようになったと思ったら、今度は流通の方から執拗な値引き交渉が来るようになったのです。それを断ると、中には他の工房でウチと同じ木型をつくらせて大量生産させるという業者もいましたね。だからそれ以来、百貨店など流通の取り引きはいっさいやっていません。個人的にはとくに婦人帽子には大量生産は合わないと思うんですよね」

“一隅を照らす”こだわりのものづくり

小駒さんが長年力を入れてきたのが素材へのこだわりです。工房の中には福島県で限定される麻の一種「からむし」や台湾の「ラフィア草」をはじめ、糸をブレード状に編み込んだ「スイスブレード」などハンドメイドならではの素材、技法でつくられたこだわりの帽子たちがいっぱい。いずれも既製品では感じ得ることのできない抜群のフィット感と通気性を誇り、夏でも快適にかぶることができます。
決して広いとはいえないアトリエの中は帽子制作の基本であるミシンや材料、実験的に制作した作品などがあふれたまさに工房の風景。小駒さんの穏やかな人柄や、帽子づくりに懸ける情熱と確かな技術を慕って日々、養成教室の生徒さんたちが出入りしていますが、「教える場所は狭いぐらいの方が好都合なのですよ。すぐに声が伝わりますからね」と小駒さん。最近では、帽子に添える手づくりのブローチの制作にも注力しているそうです。
このアトリエでオーダーメイドのお客さんの採寸なども行いますが、購入後の帽子のクリーニングや修理などをリーズナブルな価格で引き受けてくれるのも粋なところ。「だから儲からないんですけどね(笑)。愛情をこめてつくった帽子なので、お客さまにも長くご愛用いただきたいのです」。
帽子をつくる人にもかぶる人にも最高の喜びを得てほしいと、お弟子さんの育成にも熱心。その根底にはお客さまの要望に見合った帽子がつくれる技術があることが大切だといいます。現在では蒲田でお店を経営している都築加奈子さん、日本最高峰の技術をもつ虻川博子さん、デザインに販売と大活躍の西村佳代子さんの3人の愛弟子ががっちりと師匠を支えています。
「お客さまの個性を大切にしようと考えると大量生産はそぐわないと思うのです。このアトリエでは帽子作家を育成する教室も行っていますが、今では生徒のみなさんそれぞれが持つ才能の花を咲かせることに一生をかけようと考えています。それにはまず自分が経験をしなければなりません。だからこそ、理想の帽子づくりを追究してただ毎日、終わりなき挑戦をしています。帽子づくりを通じて一隅を照らすこと。それが私の使命だと考えています」

齢90に近づくいまも身心ともに健在な理由がよく伝わってきました。以下、小駒さんが現在、心血を注いでいる帽子のアクセサリーづくりについてのコメントです。
「小生、帽子づくりに携わって50余年になりますが、ご婦人の帽子にはぜひ花を使った装飾を施したいと考えてきました。その上で最大の難点が小花でも大花でもワイヤー(針金)を使わないとまとめにくいことです。ただ、使っているうちにワイヤーが飛び出てくることの危険性が気がかりで、より安全性の高い材料はないかと試行錯誤を重ねてきました。10年ほど前になりますが、長野のペップ(花芯)づくりの会社に行き、そのペップの足部分が和紙でつくった和糸であることを知り、それを用いることはできないかと考えたのがはじまりです。まずはその和糸を求めて岐阜まで出向きその工程を勉強。花芯をつける土台に和糸を何本か使ってまとめ、ほぼ完成をみました。花材は綿と絹(羽二重)が高発色かつ堅牢にして柔らかさを発揮してくれることも知り、それでつくった花々を帽子につけてみると、ほかには得がたい独特の美しい和の雰囲気をみせてくれます。ぜひ、和らげない毎日にどうぞお気持ちを慰めてみてください。今作はこのつくり方でコサージュ、カクテルパッド、ネックレスなど幅広くつくりあげようと、毎日老体にむちうってがんばっています」

手づくりの帽子

お問合せ

このページは、産業経済・消費生活課中小企業振興係が担当しています。

所在地 〒153-0063 目黒区目黒二丁目4番36号

電話 03-3711-1134

ファックス 03-3711-1132

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