個人情報が記載された書類の紛失について（令和5年9月4日）

区が株式会社シニアライフクリエイト（以下「事業者」という。）に委託し実施している目黒区高齢者配食サービス事業において、当該事業利用者の個人情報が記載された書類を紛失する事故が発生しました。現在のところ、個人情報の外部流出による被害は確認されておりません。

事案概要

事業者が運営する弁当宅配事業「宅配クック123」の配達員が、弁当の配達時に「納品確認書一覧」を紛失しました。紛失した「納品確認書一覧」には、目黒区委託分として11人分の情報が含まれていました。

紛失した書類（納品確認書一覧）に記載されていた個人情報

当日の配達先の住所、氏名、電話番号、弁当の渡し方、緊急連絡先

経過

令和5年9月2日（土曜日）

午後1時に、配達員は「納品確認書一覧」をポーチに入れて身に着けて配達に出発しましたが、配達を進める中、途中で一時的にポーチを体から離し、どこかへ留置。しかし、そのことを失念して次の配達先に向かい、午後3時頃にポーチを身に着けていないことに気づき、店舗へ連絡しました。その後、他従業員が配達ルートを捜索しましたが、「納品確認書一覧」の入ったポーチは見つからず、事業者は警察に遺失届を提出しました。

令和5年9月3日（日曜日）

午前9時ごろ、事業者から区に、「納品確認書一覧」の入ったポーチが見当たらなくなっていると連絡があり、区は、引き続き捜索をするように事業者に指示しました。その後、午後になっても見つからないため、区は事業者に、「納品確認書一覧」に記載された11人に、状況説明とおわび、注意喚起を行うよう指示しました。午後5時頃、事業者から区に、利用者11人のお宅を訪問して説明・おわび・注意喚起を行ったことの連絡がありました。

令和5年9月4日（月曜日）

高齢福祉課職員が事業者とともに利用者宅に伺い、紛失した経緯について説明の上謝罪しました。その際、今後、不審な電話等があった場合には、高齢福祉課に連絡いただくよう、利用者にお願いしました。

原因

事業者が個人情報の記載された書類の取り扱いを適切に行わなかったこと。

今後の対応（再発防止策等）

事業者に対し、個人情報の取り扱いの改善を図り、改めて周知を徹底して再発防止に努めるよう指示しました。